金箔タイルのGLATが「上海高島屋」様の京都物産展に参加しました。
GLATのMさんと私の女二人旅。
もちろん初めての中国で、LINEやFacebookも繋がらないなどの不安感も持ちつつでしたが、行ってみればそれはそれ。
一番心配したトイレ事情も日本とほとんど変わらず(というか、日本人の多いホテルに泊まって、日本企業の百貨店にいたんだから、それもそのはず…)、食べる物も美味しい!上海蟹の最後の時期で、ギリギリありつけましたが、これも美味しかった!ここはポイントっていう観光地も行って参りました。スケールの大きさに圧倒されました〜
まぁ、旅行記はさておき、中国の皆さんは金が好きだよ、という噂をいくつも聞き、どんな反応が返ってくるかとても楽しみにして行きました。…しかし、金自体に関する興味は日本人と変わらない印象。確かに街中の人々の服装などは赤からビビットなピンク〜紫という感じが多く、「華やか」な印象でした。でもよく見ると若者はグレーか茶色…通訳の女の子(中国人)に聞くと、若者はモノトーンにシルバーが流行ってる、とか。あら。
実際の売れ行きはというと、滞在中売り場に出ている2日間はお天気が悪く、お店の方もお客様が少ない、とおっしゃってたので、劇的に、という感じではなかったです。
そんな中でも私が絵付けをしていると、興味深げに寄ってきてもらえて、通訳の子が一所懸命説明してくれる。
通訳さんのお陰で、滞在中も何枚か売れるところに遭遇できました。
桜の時計は一番反応ありました。
売れた中には「ちょっと寂しいから、花をつけたして」というリクエストもあり、その場で絵付け。喜んでもらえました!
現場の雰囲気や、在中日本人のお客様とお話したりで、その場で対処したものなんかも売れたり、やっぱり現場って大事よね〜と実感した2日間でした。
京都でやってるだけでなく、折角の伝統文化をいろんなところで見てもらいたい、と始まったGLAT。
私自身日本画をしているわけでもなく、私が伝統工芸士でもないのですが、本当に京都の金箔工芸は美しいんですよ。
色味が深い。
今回の上海は、いろんな意味で勉強させてもらえました。
Mさんともいっぱい喋って、これからこうしていきたいね、と夢も膨らませました。
タイルだけでなく、いろいろ商品化を考えています。
実際、私は絵付けを担当しているだけなので、今後どこまでどんなふうに関わっていくかは未知なところがありますが、京都の伝統工芸を身近に楽しんでもらえるにはどうしたらいいだろう?は常に頭にあります。
まだまだ発展途上のGLATですが、少しずつ前進しています。
来年の今頃はどんな報告ができてるでしょうか?